四季折々の日本の風景は素晴らしい。明治に日本にやって来たラフカディオ・ハーン(小泉八雲)は、日本の景観の中に、湿気の少ないヨーロッパにはない微妙な色彩やグラデーションを見出して、それが時間とともにうつろっていく姿に感動している。このテオリア(観照)体験が、日本人の繊細な感性を育てたにちがいない。
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